神学校屋上 十字架の写真 ●日本バプテスト神学校 沿革


 日本バプテスト神学校は、日本バプテスト同盟の伝道者養成のために建てられている学校である。その歩みは、おおよそ次の通りである。

 1972年、日本バプテスト同盟は、それまで伝道者養成の働きを委託してきた関東学院大学神学部の廃止により、伝道者養成の働きを全く独自な形で推進することを決定し、「宣教研修所」を設立した。「宣教研修所」が、最初に行ったことは、他の神学校・神学部で学んでいる学生と連絡を取りながら、バプテストとしての学びを集中的に行うことであった。そして、10年後の1982年より、関東学院大学の旧神学館を教室としてお借りして、本格的に伝道者養成の働きを開始することとした。講師には、近隣の牧師方、そして関東学院大学、また関東学院女子短期大学の先生方が協力して下さり、学びが行われた。

 そして、宣教研修所設立24年目の1996年度に、宣教研修所の伝道者養成部門を「日本バプテスト神学校」と名称変更し、新しい歩みを開始した。それ以降は、養成部門を「日本バプテスト神学校」として、研究・研修部門は「宣教研修所」として働きをしていくことになった。

 宣教研修所設立後四半世紀になる25年目の1997年に「日本バプテスト神学校」の校舎・宿舎の建設が完成したことも、日本バプテスト同盟の伝道者養成に新しい息吹を与えてくれるものとなった。
 宣教研修所及び日本バプテスト神学校の教師コースの卒業生は各方面で活躍している。また、信徒コースの卒業生もそれぞれの教会、伝道所で活躍している。  

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